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2006年07月04日

ストレス・コントロール

タイトル:ストレス・コントロール
著者:内山喜久雄
出版社:講談社

この本では、単なるストレス解消法が書かれているでけでなく、自己実現をはかる方法まで書かれていて、非常に中身の濃い本です。また、ストレスによって引き起こされたさまざまな症例が書かれていて、とても参考になりました。訓練法も紹介されていて、僕自身、実際にその訓練法が身についたわけではありませんが、こういう方法があるということを知っているだけでも、今後ストレスに対抗するのに役立つと思います。
僕自身、この本を読んでいると、気が楽になっていくのを感じました。
『 』内はこの本からの引用

『ストレスの本質を知り、なぜ起こってきたかをよくわきまえ、正しい克服法を会得する
積極的にストレスをはね返し、自己実現をはかるにはどうすればよいか(P4)』

ストレスの根本的な原因を探り、幸せな生活を取り戻すにはどうすればよいかということを述べることが、この本の目的になっている。

『無意識の中に隠された仕事拒否の象徴としての身体的表現(P11)』
心身症によって首が思うように動かなくなった人のケースが紹介されている。「無意識の中に隠された仕事拒否の象徴」ということだが、症状は違うが僕にも経験がある。僕の場合は吐き気と喉の痛みと発熱だった。それで心療内科で薬を処方してもらい、その薬は確かに効果があった。しかし薬に頼っていては、根本的な解決にはならないのだろう。

『心拍が早くなるなどいろいろな体の興奮を引き起こすが、その反面、消化活動や唾液分泌などを制止する(P36)』
僕自身の症状と照らし合わせてみると、まさにこの通りだった。心拍が早くなり、吐き気がして食欲がなくなる。防衛のための生理的反応ということらしい。

『自分に対する仲間の態度を無能扱いの態度と意味づけしている(P40)』
そんなふうに感じることもよくあった。それが続くと、耐え切れないほどのストレスになっていく。

『期限に追われる
職務の負担が過重である
責任が重過ぎて、果たせそうなもない(P56)』
『仲間から浮き上がっていてさびしい
取引先や地域社会との関係がしくりいかない
同期の者にくらべ昇進が遅れている(P58)』

職場ストレスの原因として挙げられている事柄の中から、特に僕が感じたことのあるものを抜粋した。これらが僕がストレスに負けてしまったその原因となったものだろう。それがわかれば、今後、ストレスを克服する方法が見えてくるはずだ。

『劣等感はまわりとくらべて自分のほうが劣っているという感情であり、自信の不足した状態で、自信欠乏がストレスを招きやすい(P68)』
以前の僕は、この劣等感をかなり強く意識していたように思う。自分よりできると思う人間、特に年下の人間が近くにいるだけでイヤな感じがしていた。最近はそうでもなくなったので、劣等感によって苦しむことはなくなってきた。ただ、無気力感があるのが困ったところではある。難しいものだ。

『Aタイプ人間の弊害に気づき、心に余裕をもつ工夫をすること(P70)』
心理学関係の本を読んでいると、よく「Aタイプ人間」という表現が出てくる。燃え尽きてしまうようなタイプらしい。僕には当てはまらないと思う。でも当てはまらないと思うと、自分が根性なしに思えてくることもある。そんなふうに思う必要はないとも思うのだが。

『受動的注意集中(P78)』
自律訓練法のやり方が書かれているが、この「受動的注意集中」というのが、よくわからなかった。注意を集中したらどうしても能動的になってしまうし、受動的になろうとしたら、何もしない状態になってしまう。う〜む、難しい(-_-;)

『リラックスしたかどうかを知るには、腕を両脇にたらして力を抜いた場合、完全に力が抜けてダランとしているかどうかをみる(P87)』
寝る前なんかに何回か試みてみたが、知らない間に眠ってしまっていて、よくわからなかった。「お、今自分はリラックスしてるぞ!」なんてこと意識できるもんじゃないんですよね^^;

『元来が弱気な性格で、積極的に自分の意見を通そうとする気持ちをもてない(P134)』
『相手を尊重しながら、同時に自分の考えをはっきり表明する主張行動(P138)』

校長との対人ストレスに悩む青年教諭の症例が書かれている。この校長というのがやり手らしい。僕もやり手の上司を持ったときに体験している。主張訓練法によって主張すべきは主張するようにしたほうがよいということが書かれているが、それができたら苦労はしない。ただ、そういう方法もあるということを知っておくことには意味があると思った。

『セルフ・ステートメント(P160)』
自分が自分に対して心の中でひとり言の形であたえる陳述、声明ということで、いろんな場合での具体例が紹介されている。「くよくよするな、するだけムダだ」、「今、目の前のことだけに焦点を絞れ」など、有効に使えそうなセルフ・ステートメントの例がたくさん載っているので、参考になる。

『座右の銘などは、ストレス抑制と生活の羅針盤という両面のはたらきをもった立派なセルフ・ステートメントといえよう(P164』
なるほど、座右の銘か。僕も何かよい座右の銘を探したい。あえて言えば、「気にしない、気にしない」だけど、座右の銘にするにはちょっと変?^^;

『仕事を気軽に引き受けて、あとで必ず悔やみ、クヨクヨする
ここ一番というときにいうべきことがいえず、あとで思い悩む(P177)』

僕の性格そのものを言い表している。こういった習慣を改善する必要があるということだ。主張訓練法が効果があるらしい。

『自分は正しい、自分の考え方は、行動はまちがっていない、自分は世のため人のため尽くしている、という考えを堅持する(P180)』
確かにこういう考えを堅持できれば、自信のなさからは開放されそうだ。

『ストレスに対して単に自分を守るというだけでなく、進んで積極的にこれに挑戦し、その重圧をはね返す力がレジエンシー(P192)』
レジエンシー自問自答法というのが紹介されている。10項目の質問があり、それに対して自分で回答するというものだ。たまにやってみるとためになりそうだ。。

『時間枠の天引き(P197)』
給料からの社会保険料を天引きするように、時間を天引きしようという考え方だ。どんなに仕事が忙しくてもこれだけは守るというスケジュール。こういう考え方もあるんだと感心した。僕の場合は何と言っても、読書の時間になる。

『「まあこんなものだろう」と受け入れることのできる人は、現実を平静に受け入れられる人であり、感情の波風を立てずに仕事に立ち向かえる人である(P206)』
こういった姿勢は特に大切だと思う。僕自身時々精神的パニックになったりするが、この言葉を思い出すことができれば、パニックから逃れられる。

ストレス・コントロールには、こういうのも効果的かもしれません
 ↓


posted by 赤坂マスオ at 22:27| Comment(1) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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