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2006年06月24日

今週の歩数記録

6月18日(日)7,360歩
朝は雨で散歩に行けず。運動不足を避けるため、昼、雨があがってから、家から20分ぐらい歩いてブックオフへ行った。それでそこそこの歩数を稼げた。
夜は雨もすっかりあがっており、愛犬たち&妻と散歩。

6月19日(月)4,792歩
朝はいい天気で気持ちよく散歩できた。ただその後気分が悪くなり、会社を休んでしまった。

6月20日(火)9,989歩
今日もいい天気だった。少し暑かったからか、少々バテ気味だった^^;

6月21日(水)9,151歩
今日は少し曇っていたが、蒸し暑かった。明日は雨かも。

6月22日(木)7,438歩
朝は雨はまだ降っていなかったが、夜は雨で散歩できず。愛犬たちも欲求不満そう。
ミケ(猫ではなく愛犬^^;)は目がかゆいようで、よく後ろ足で自分の目をかいている。原因は真菌らしい。それで時々病院に連れていったり薬をもらったりしてるが、これが高い!!
真剣に検討中
 ↓




6月23日(金)14,496歩
今日はよく歩いた! 朝晩の散歩+仕事でちょっと遠くに行ってたので。

6月24日(土)6,645歩
今日は自宅でひたすら読書。この歩数は朝晩の散歩のみ。



posted by 赤坂マスオ at 21:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小さいことにくよくよするな!3


「小さいことにくよくよするな」シリーズの第3弾。
サブタイトルは「仕事はこんなに楽しめる」、仕事編ということで、なるほど、こんな考え方もあるのか! と納得させられることが多かった1冊です。
『 』内はこの本からの引用

『小さな問題にわずらわされなくなると、日常レベルの問題はみな小さいことと思えてくる。それまですべて一大事のように扱ってきたもろもろのなかで、本当に重大なこととそうでないことが見えてくるからだ。(P6)』
ただそれが小さな問題だと認識することが難しい。この本の中に、そのヒントがあればそれを吸収したいと思いながら読み進めた。

『初めから疲れを予想すると、疲れを確実に助長してしまう。何時間寝られるか、どんなに疲れるかという意識を固定してしまうことになる(P34)』
疲れるなぁということを口ぐせにすることがある。これが疲れを助長してしまうことになっていた。「気にしない、気にしない」といった心的態度が必要かも。

『自分にとって命を縮めたり、子どもの成長を見守るのを犠牲にするほど、いまの仕事は大切ではない(P40)』
見切りをつけるべき時がきたのかもしれない。遅かれ早かれ、遅くとも定年の時には、今の会社からは去ることになるんだし、早めに自活の道に進むべきだと思う。




『「コンニチ族」に特別な資格はいらない。価値ある人生を求める気持ちと、日々への感謝の心があれば充分だ。「今日がこんなふうでなければいいのに」そう考えることの無意味さを彼らはよく知っている(P49)』
今日、そして今この瞬間に生きていることへの感謝ができれば、もうそれだけでいい・・・と思えれば、どんなにか幸せなことだろう。

『どんなにがんばってみても、人生は計画どおりには進まない。どうしようもないこととうまく折り合いをつけていくには完璧を求めすぎないことが肝心だ。(P110)』
僕は完璧を求めすぎていたと思う。ただ、完璧は無理としても、計画というか、目標を立てることは必要だと思う。そうしないと、何がどうしようもないことなのかさえ、わからなくなってしまう。

『注意しないと、つねに現実から逃げて「ここではないどこか」ばかり追い求めるようになる。だがあなたがいるのはほかでもない。まちがいなくいまこの場所なのだ。それが現実なのだ。(P122)』
夢を追い求めることが、果たして現実から逃げることになるのか?
確かにそういう面もあるかもしれない。だからこそ、夢をより現実的な目標にして、その目標に向かって進んでいくことがまさしくいまこの場所であるといえるようにするのだ!
『一瞬一瞬に最善を尽くしていれば、小さいことにくよくよすることはない。問題や心配ごとではなく、解決する方法や喜びを見つめて生きていけるからだ。(P126)』
今この一瞬に、自分自身の最善を尽くそう。今日が人生最後の日だとしても、悔いのないように。

『あなたも冷静になりさえすれば、驚くほどの仕事量をこなせるようになる。そしてもっと大切なことだが、大急ぎでやっていたときより、はるかに楽しんでできるようになる。(P128)』
多くのことを成し遂げようとするなら、あわてないこと、冷静になって、仕事を楽しむこと、焦るべからず。

『いったん考えるのをやめて心を落ち着け、頭にとりついた考えを離してみよう。すると魔法のように答えが浮かんでくる。それもただの答えではない。完璧な正解! これが内なる知恵のはたらきだ。(P130)』
心を落ち着けて冷静になること、頭に血がのぼったままでは、なかなかよい知恵は浮かんでこない

『ストレスの少ない人生を望むなら、ときには遊び心やレクリエーション、静かなひととき、家族との団欒を優先させることが大切だ(P148)』
仕事が忙しくなってくると、どうしても仕事を優先してしまいがちだ。深夜残業に休日出勤などで、自分にとって本当に大切な時間を犠牲にしてしまい、ストレスがどんどん溜まっていく。自分の人生にとって、いったい何が最重要事項なのか、常によく考えて判断することが必要だ。

『一つの仕事がそろそろ終わることになると、次が待っている。そう思ってよく見ると、これがまったくのお約束になっていたりする。もしも効率的により速く仕事を進めれば、そのぶん魔法のように仕事がふえていくだけだ。(P176)』
まさにこのパターンだった。会社の仕事を続けていく限り、ずっとこういうことが繰り返されるだろう。自分のビジネスを立ち上げ、自分のペースで仕事をすることができるようになれば、すべては解決する。

『私には「勝利こそがすべて」主義は、はなはだしい勘ちがいとしか言いようがない(P198)』
いいかえれば、成功という結果がすべてで、そのプロセスや失敗の経験が無意味だという主義のことで、この本では、これを否定している。むしろ、苦労した経験、失敗して回り道した体験こそ、自分にとって意味を持つものだ。

『さまざまな問題や限界、障害や長時間労働、扱いにくい同僚や根まわし、犠牲、その他どんなことがあるにせよ、あなたがいまの仕事をしているのは、「自分そう決めたからだ」と認めなければならない(P202)』
その通り、今この仕事をして、こうなっているのは、過去の自分による選択の結果だ。そして今の自分による選択により、これから先、同じ苦しみを味わっていくのか、それらから解放されて自由になることができるのかが決まる。そう、自分の選択次第だ。

『没頭していれば読書のような単純なことが、少なくともその瞬間は何よりの楽しみになる。物語の世界にすっかり入り込んでしまうからだ。(P215)』
読書に没頭できる瞬間がある。この時こそ、僕が生きているという実感を手に入れる時だ。そしてそのすばらしさを、読んだ本の紹介文や感想を書いてより多くの人たちに伝えることができたら、それはすばらしい楽しみとなる。

『自宅で休暇を過ごすのはすばらしいリラックス法だ。いままでできなかったことをやってみたり、わが家を楽しむいいチャンス。しかもお金もほとんどかからない(P221)』
休暇は自宅で過ごすことが多い。どこかへ出かけるより、ずっとリラックスできる。愛犬とたわむれることもできる。とくに自宅での読書タイムは、かけがえのないひとときだ。このかけがえのない時間を、休日出勤などで奪われたくない。読書そのものが収入を得るための仕事の一つになれば、どんなにかいいだろう。

『「これが自分の仕事」と腹をくくって前向きにベストを尽くし、笑顔を絶やさずに積極的に取り組むこともできる。仕事をおもしろくする方法はいくらでも見つけられるはずだ(P224)』
人から与えられる仕事というか、押しつけられる仕事に対してはなかなかこれができない。自分で考え、自分で計画を立てて取り組む仕事であれば、前向きにベストを尽くすこともできる。仕事をおもしろくする方法は、取り組んでいく中で、いろいろ自分で工夫したり、新しいことを発見したりするその過程を楽しむことだ。
『一人のレンガ職人は仕事の様子を聞かれて、「暑い中、このケチくさいレンガを取っちゃ積みしてるだけさ、ほっといてくれ」と答え、もう一人は「美しい建物のためにレンガを積む、すばらしい仕事をしています」と答えたという。(P224)』
自分の仕事の結果を心の中にイメージできるかどうかで、その過程を楽しむことができるかどうかが決まる。仕事の作業そのものが、どんなに地味でつまらなく見えようと、つくり上げる結果を常にイメージすることが大切だ。

『ちょっと深い息をするだけで人に気づかれずにリラックスできるのだ(P262)』
胃カメラを飲んだときも、「大きく息を吸って、吐いて」と看護師さんにしきりに言われた。苦しいと息が短くなりがちだが、言われたとおりにすると、気分が楽になるから不思議だ。呼吸法は、ストレス撃退やリラックスするために最も効果のある方法と言えるだろう。試してみる価値は十分にある。

『相手が仕事をしているのなら─とくに自分のためにしてもらっている仕事ならなおさら─感謝と敬意をもって話すのが当然(P264)』
自分が客だと思ったらついつい無礼な態度をとってしまうことがあるが、そうすべきではないということだ。ビジネスは、お互い常に対等の立場で行うものだから、客だから偉いということはない。親切にしてもらったら、素直にお礼を言うべきだ。「ありがとう」

やっぱり感謝の気持ちを持つことに及ぶものはないということですね^^
posted by 赤坂マスオ at 16:46| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

能力開発100の方法

タイトル:能力開発100の方法

著者:鎌田勝
出版社:三笠書房

僕の好きな自己啓発系の本です。読むと元気が出ます。
『 』内はこの本からの引用

この本の中に、特に今の僕に言ってくれているようなところがあった。このブログを書くときにもっとも留意したいことだ。
『「本当に書きたいこと」を書けば人は必ず感動する
「良い文章」「上手な文章」を書こうとするのではなく、自分がほんとうに「書きたい文章」あるいは「言わねばならない─書かずにはいられない文章」を書いてみることである。(P130)』

他の人のブログもよく覗いてるが、文章の上手下手より、どれだけ文章に心がこもっているかが、不思議とわかる。そういう文章は、ついついじっくりと読んでしまうものだ。

ブログやメルマガを書くときの心得みたいなこともこの本の中に書いてあった。この本が出版されたのは1989年だから、その頃は当然、メルマガやブログ、そしてインターネットさえも存在していなかった。でも真理はいつの時代も生きるものかなと思った。
『人にうまく見せようとか、読んでもらおうという邪念を捨て去って、自分がほんとうに訴えたいことを、悩みも、苦しみも、わからないことも、うれしいことも素直に書いてみるといい。そうすると、一見支離滅裂、首尾一貫しないように見えても、全体として何を言わんとし、何を訴えようとするかがよくわかり、読む人に感銘をあたえるものである。(P131)』
「邪念を捨て去る」・・・このことに尽きると思う。思ったことを思い通りに、素直な心で書いていきたい。

ブログを書くときの心得その2みたいなことも書いてあった。著者はもしかしたら予言者?
『大学ノートを用意し、毎日各ページに文章を書いていく。これは日記のように自分のためだけに書く文章でなく、他人に読んでもらうつもりで書くのである。P145』
まさにブログのことを言っている。他人に読んでもらうために書く便利な道具が今目の前にある!

ブログを始めて、最初は「ちょっとしんどいし、恥ずかしいかな」と思っていたけど、今は記事を書くことが楽しい。
『毎日毎日欠かさずに50日続けると、見違えるように文章力が身につき、書くことが楽しくなり、自信がついてくる(P145)』
まだまだ修行は足りないけど、毎日続けていこうと思う。

ブログを続けていて思ったことだが、僕一人じゃないってこと。少しだけど見てくれている人がいる、コメントをくれる人がいる。そういう人たちと繋がっているとう実感が湧いてきている。
『相互啓発とは夢を追う勉強会であり、夢を実現化する創作の会なのである(P209)』
ネットをきっかけにして、志を同じくする仲間で相互啓発しあえたら、どんなにいいだろう。

僕はほんとうになにをやりたいのか・・・このことをじっくりと考えているうちに、だんだん見えてきたように思う。今こそ勇気を出して、思い切ってその夢に向かって行くべきときかもしれない。
『自分はほんとうに何をしたいのかを、自分に対して正直に問うことであろう。自分のやりたいことを貫くには、たいへんな勇気とエネルギーを必要とし、大きな障害をいくつも越えてゆかねばならない。
そこにこそ、やりがいと、生きがいが生まれてくるのである。(P219)』

いまのままでは、正確に言うと、一歩を踏み出す前のままでは、生きがいもやりがいも生まれてこないような気がする。

この本はまるで僕に進むべき道を指し示しているようだ。
『次元の低い利害に左右されることなく、自分の真にやりたいことに結びつく道を選ぶことである(P219)』
少なくとも、今の会社での業務を続けることは、自分の真にやりたいことに結びつく道でないことは明らかだ。だとすれば・・・

今、突然現在の職を失ってしまったことを考えてみよう。収入がまったく途絶えてしまったとしたら、家のローンも残っているし、さすがに生活はピンチになるだろう。だが、その気になればアルバイトでも何でもして、節約しながら何とか帳尻合わせだけはしつつ、在宅ビジネスの地盤を確実に固めていくことはできると確信している。もう既に、このブログで、最初の一歩は踏み出したのだから。
『もし、突然会社が倒産したり、クビにされたりしても、1〜2年は食べてゆるだけの貯えはできているか。どこでも採用してくれるだけの、あるいは自活できるだけの実力や専門を身につけているだろうか(P227)』
自分を信じることだけだ。有料ノウハウが僕を導いてくれるだろう。そのための貯えはある。あとは選択の問題だ。




















posted by 赤坂マスオ at 22:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こうすれば人は動く

タイトル:こうすれば人は動く
著者:デール・カーネギー
出版社:騎虎書房

デール・カーネギーといえば、「人を動かす」という本で有名だが、この本はデール・カーネギーのラジオ講座から文章化されたものらしい。再現シーンが会話形式で書かれていて、小説を読むような感覚でスッと頭に入ってくる感じだ。成功法則の部類に入る1冊である。
『 』内はこの本からの引用

人の問題を解決する手助けができることが、人を動かし、ビジネスがうまく運ぶとよく言われる。そうするためには、その人の問題がどのようなものなのかを把握し理解することが必要だ。この本では、その方法が、いろいろなケースの中で表現されている。
『人それぞれの悩みにこたえるためには、その悩みがどのようなものであるかを知らなければならない。実際、深刻な問題を抱えている人々は多い。(P12)』

自分が間違いを犯したことに気づいたら、あれこれ言い訳を考えるよりも、素直に間違いを認めてそれを表明することが、結局は損をしないですむことになる。冷静に考えれば確かにその通りなのだが、つい間違いを認めたくないと思ってしまうことが多いのではないだろうか。僕も過去を振り返ってみて、間違いを認めようとせず、言い訳を考えていたことが多かったように思う。そういう時って、たいていうまくいったことがなかった。
『間違いを犯したら、速やかに、十分にそれを認めること。(P17)』

恐怖心に苛まれることがよくある。特に対人恐怖。この恐怖心のとりこになってしまうと、日常生活に著しい支障が出る。実際僕も経験し、ノイローゼ気味になったことがある。でもそれは、相手の人間そのものが恐怖である場合は少なく、自分の心が恐怖心を勝手につくり出していることの方が多いという。
『恐怖心は、あなたの心の中にしか存在しないのです。ほかのどこにも存在しえないものなのです。(P38)』

そうはいっても、なかなか恐怖心がなくなるものではない。この本には、それを心の中から取り除く方法についても書かれている。
『恐怖を思えば恐怖のとりこになってしまいます。でも勇気の思いを心に抱いて、勇気があるように振る舞えば、次第に勇気が自分のものになていくのです。(P40)』

セールスの時に、商品をこちらから一方的に売り込もうとしても、なかなかよい商談になることは少ない。そこで、相手に対して関心を示し、相手の興味のあることについて、認めてあげるという態度をとることが有効だと言っている。
『人間性の最も深い所にある動機は、認められたいという強い願望である。(P45)』

セールスでの事例が紹介されている。かたくなな相手に対して、いかに心をつかんでいくかという過程が描かれている。
『どんな立場にあろうとも、あなたにとって最も難しい問題は、いかにして他の人の心をつかんで、あなたの考えを受け入れてもらうかということだ。(P82)』
この問題の答えは、成功ノウハウの8番目に書いてある。この本の中では、22の成功ノウハウが書かれている。
僕にとっては、人の心をつかむサイトづくりにもヒントになる考え方だと思った。

売上が落ちてきたガソリンスタンドの店主が、あることをしたことによって、飛躍的に売上を回復させたケースが書いてある。
『もしあなたが、ビジネスで成功したい、収入を増やしたい、人に好かれたいと願うなら、他の人のために何か小さな無私の行為をしてみましょう。もっと人にていねいに接してみましょう(P110)』
お客さん一人一人に手紙を送ったということだ。ネットビジネスなら、メルマガやe-mailというところだろうか。



コーヒー店の店主が、あることをして大繁盛店になったケースが書いてある。突然の雨で、店の前にいる人たちがずぶ濡れになっているのを見て、暖かいコーヒーとワッフルを無料で配った。このことがきっかけで、その店は人気店になったのだ。
『ビジネスで成功するいちばんの方法は、人からいくら取ることができるかということをいつも考えることではなく、人にどれだけのことがしてあげられるかを考えるところにある。(P155)』


posted by 赤坂マスオ at 05:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

日本版SOX法入門 (5回目・最終回)

第5章では、最近の技術動向が書いてある。
『 』内はこの本からの引用

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第5章 これからのIT部門−内部統制の時代を迎えて
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『SOX法は企業のIT戦略を根本から見直す契機となることは間違いない(P194)』
多くのIT企業にとって、このことはビジネスチャンスになるだろう。SOX法に対応しようとすると、情報システムの改修が少なからず発生するであろうし、情報システムを根本から見直す必要に迫られる可能性もある。ここに多くのワークが発生する可能性があり、多くの雇用も創出されるだろう。さらに投資家にとってもメリットがあるため、経済効果はかなりのものだろう。





































『システム運用体制の見直しを行うための指針となるようなもの
ITIL(Information Technology Infrastructur Library)がほぼ、システムの運用管理において、デファクトスタンダードとしての地位を築き始めている(P195)』

ITIL資格なんていうのもあるらしく、かなり有望な資格らしい。

『従来よくみられた担当者同士の口頭での改定依頼などは「もってのほか」となる(P200)』
これも「ドキッ!」とさせられる言葉ですね^^;

『ERPによるSOX法対応
データが連携されるため、データの二重入力やシステム毎のデータ定義の不整合を防ぐことができる。企業のシステム全体を通じた一貫性がERPのメリット。データのトレーサビリティを確保できることになり監査対応が容易になる(P201)』

ERPベンダーにとってもSOX法はビジネスチャンスになりますね

『米国SOX法への対応作業の大半は、膨大な文書の作成
作業工数は平均的な上場企業で200人月は下らない
大変な量の事務作業が必要(P204)』

200人月といえば、人件費だけで億を越える金額になる。これがどれだけ削減できるかが、ITベンダの提案勝負ということになりそう。

『業務プロセスに係る内部統制の文書化作業は、各現場部門に依頼される。実際の業務を知っている人間でなければ、リスクやコントロールの実態がわからない(P205)』
その通り。しかも実際にただ業務をやってるとう人間ではなく、その業務に精通している人間でないと無理。しかしそういう人間は大抵多忙な場合が多く、人的管理がポイントになる。


・文書管理支援ツール
 ・文書の登録を容易にして変更履歴を自動的に取得
 ・標準テンプレートを登録して各作業担当者の文書作成を支援
 ・文書化の進捗状況を管理
・文書化支援ツール
 ・プロセス・フローの描画機能
 ・プロセス・フロー上にリスクの内容、コントロールの内容を埋め込んでいく機能
 ・プロセス・フローからリスク・コントロール・マトリックスを自動生成する機能
 ※メリット
 @プロセス・フローやリスク・コントロール・マトリックスが容易に作成できる
 Aテンプレートを備えている場合は、作業者によるリスクやコントロールの表記のバラツキが防げる
 B作業者の指導が容易(P207)』

こういった機能を持つパッケージソフトを各社が開発、発売している。
以下のものを、基本4文書というらしい。
・業務記述書
・業務フロー図:プロセスフローのこと
・リスクコントロールマトリックス
・職務分離表

『XBRL(eXtensible Business Reporting Language)は拡張版の業務報告言語とも訳すべきもの
コンピュータ上での共通語という位置づけで開発されたXML(eXtensible Markup Language)という言語を財務・会計業務向けに特化かつ標準化したもの
財務情報の世界共通語となるように作られたもの(P209)』

HTML、XMLときて次はXBRLと、いろんなのが出てくるなぁというのが正直な感想^^;
ただ、XBRLは財務情報専用ということで、何でもありのHTMLやXMLとはちょっと毛色が違うかも。こういうものがあるよってことだけでも知ってていいと思う。

『ISO/IEC27001では、情報セキュリティを、「情報の機密性、完全性、可用性を維持すること。さらに、真正性、責任追跡性、否認防止及び信頼性のような特性を維持することを含めてもよい」と定義している(P214)』
ISMS絡みもSOX法に関係してくる。情報セキュリティ技術者の出番ですね。

この本の最後に、各ベンダーが提供するサービスの一覧が載っていたが、殆どの企業はどこかのベンダへ依頼せざるを得ないだろう。ただSOX法対応プロジェクトは、単純な外注案件とは違って、絶対にベンダーにまかせっきりにはできないと思う。情報システム構築の場合によくありがちな、ベンダーにプロジェクト管理まで依存してしまっているというようなことだと、必ず失敗するということが言えると思う。

ぜひとも買って読みましょう(本屋ではなかなか見つかりません)
 ↓

posted by 赤坂マスオ at 19:09| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コメントをくださった方々に感謝!!

コメントをお寄せくださったみなさん、本当にありがとうございます。ブログを続けていく励みになります。
また、相互リンクしてくださったみなさん、本当にありがとうございました。
少しでも役に立つブログを目指して頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
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posted by 赤坂マスオ at 06:54| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

日本版SOX法入門 (4回目)

第4章では、具体的にどんなふうに作業を進めていったらよいのかが書いてある。僕が勉強していたシステム監査に近い内容がところどころにあり、わりと理解できた。
『 』内はこの本からの引用

--------------------------------
第4章 内部統制整備への取り組み
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『日本版SOX法の対象となるのは上場企業約4,000社とその連結子会社をあわせて約50,000社になると見られている(P127)』
この数字を見る限り、監査法人、コンサルティングファーム、IT企業などにとって、大きなビジネスチャンスと思われる。2000年問題の時のように、この影響で経済も好転に転じるかも・・・2000年問題の時は、忙しかったけど、僕の収入もだいぶよかった^^
だけど、忙しくなくて収入が多いというのがベストなんだけど^^;




『内部統制整備のプロセス
(1)方針・対応の決定
 ↓
(2)計画策定と対象業務プロセスの決定
 ↓
(3)プロジェクトチーム結成
 ↓
(4)業務プロセスごとのリスクとコントロールを文書化
 ↓
(5)問題の識別と改善
 ↓
(6)有効性の検証
 ↓
(7)報告書の作成と監査(P127)』

プロジェクトチームが必要で、プロジェクトマネージャの需要が増えますね。
僕もプロジェクトマネージャを目指していたけど・・・^^;;

『作業を進める方法としては、以下のものが考えられる
@監査法人やコンサルティングファームにコンサルティング・指導を依頼する
AITベンダと共同でプロジェクトを組み、文書化作業についてはITベンダに委託する
BERPベンダ、コンサルティングファームが提供するパッケージやツールを利用する
C社内だけでプロジェクトを組んで取り組む(P131)』

Bについては、いろんな企業が日本版SOX法に対応するツールやサービスを出している。
どのツール、サービスを選んでいいのか?選択は非常に難しい。

『COSOの内部統制のチェックリストから一部引用
・適切かつ信頼できる内部・外部の情報は、タイムリーに識別され、編集されて、実行を担当する人に伝達されているか?
・リスクは識別され、分析され、そのリスクを和らげるための行動が採られているか?
・経営者の意思決定が適切に実行されることを確実にする統制がとられているか?
・経営者は、組織の業務遂行過程における統制を日常的にモニタリングしているか?
・統制システムの定期的、体系的な評価は、実施されて、文書化されているか?(P136)』

このチェックリストが最初の検討材料ということになりそう。全文はどうも有料でしか入手できないようだ。このチェックリストと企業内の現状とを照らし合わせて、あるべき姿に近づけるにはどうしていけばいいかを考え、計画に落とし込んでいくことが必要だろう。

『プロジェクトの期間は半年から2年以上かかると思われる(P137)』
やはり大規模な情報システムを構築するのと同じぐらいの期間がかかるということになりそう。

『購買依頼書の発行
10万円以上の購買の承認は部長が行うことになっている場合に、現実には課長が代行できるようになっているとすると、購買に関する内部統制は機能していないということになる(P138)』

これもよくあるケースだと思う。担当者が部長や課長の承認印を自分で押して処理していたりなんてことはよく目にする^^;
特に購買なんかは、業務上横領なんかをしやすいところで、よくニュースになってますね。

『実際にそのコントロールが機能しているという証明を提出
購買依頼書に部長の押印がなされているサンプルを保存し、内部統制を記述した文書として保存』

いわゆる、「監査証拠」というやつ。

『米国と比較して日本版SOX法の最大の特徴は、ITとの関係を明記している点
内部統制の適切性の判断において、ITの利用法や情報システムに対して内部統制が適切に実施されているかが重要(P148)』

システム監査人の出番ですね。^^

『ITを利用した内部統制には、全般統制と業務処理統制の2つがある』
システム監査の対象とするところです。^^

『IT全般統制というのは、情報システム部門の管理運営が正しく行われていることの保証がなされているかということ(P151)』
ちょっと抽象的な表現なので後ほど具体例を・・・

『評価の対象となるコントロールをあまり細かく挙げすぎると、評価結果の全社統合が大変になる。何のために行うコントロールなのかを明確にした上で、統制上の要点を満たすコントロールだけに絞って文書化していくのが現実的(P155)』
よくあること・・・やっている作業・・・手段が目的になってしまうってこと。
それで本当は、目的からすれば不要なのに、完璧を求めるあまり、なんでもかんでも列挙してしまう・・・ということがありがちですね。

『IT業務処理統制の文書化
アプリケーション開発や変更において作成された「要件定義書」、「システム設計書」、「プログラム仕様書」などの文書が常に適切に更新され整備されていることを保証する文書類(P162)』

これもシステム監査の対象ですね。^^

『IT全般統制とは、アプリケーション実行環境の機密性、完全性、可用性、安全性、信頼性、効率性を担保する統制のこと(P162)』
全般統制というのは、たとえば、情報システムの保守でプログラムの修正をする場合に、システム部門の人間が、業務部門の受入テストすることなしに、修正プログラムを本番環境に入れてしまうことができてしまうというようなことを防止すること。こんなことができたら、極端な話、SEが自分の給料を多めに計算するようなプログラムにしてしまうことができることになってしまいますからね^^;

『IT全般統制=ITガバナンスの実現
ITガバナンスとは
・直訳:情報技術を統治すること
・経済産業省:企業が競争優位性を目的にIT戦略の策定・実行をコントロールし、あるべき方向へ導く組織能力
・簡略化:適切な情報化戦略の策定と実行できる能力(P162)』

『データとして入力される日付と会計処理日付との関係で論理的なチェックが組み込まれていない限り、財務報告の虚偽記載に関わるケースが発生し得るため、前倒し計上による入力や記録をさせないなどのコントロールが重要(P179)』
会計システムで最も不正が行われやすいところ。そういえば、以前かかわった会計システムでは、前倒し計上、つまり、会計処理日付が未来の日付になるような入力ができてしまたような覚えがある。考えてみたらこれはおかしなことで、実際にはまだ発生していない取引が、既に記録されてしまうということになる。

『真面目に業務にとりくんでいる企業にとっては、当たり前のことをSOX法は要求している
業務プロセスにおける暗黙知が形式知に変換され、誰でも理解できるようになる(P187)』

こういうふうに言われると、SOX法に対応するのに四苦八苦する企業は業務に真面目に取り組んでないということだ言われてるような気がするが・・・^^;
「真面目に」というより、「完璧に」と言い直したほうがいいような気もする。

読んでみたいと思った方はコチラ
 ↓

posted by 赤坂マスオ at 22:29| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ミケはハンター

この前、我が家の愛犬の年長犬(?)のミケ(犬です^^;)が、庭で雀を捕まえ、食べようとした。妻が目撃したのだが、ミケにガブリとやられたあと、その雀はしばらくの間動いていたそうだが、間もなく息絶えてしまった。かわいそうな雀、まだ子供のようだった。亡骸を箱に入れ、花も入れて妻と一緒に庭に埋葬してやった。、少し心が痛む出来事だった。


posted by 赤坂マスオ at 19:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本版SOX法入門 (3回目)

内部統制って何?ってことが大体わかったところで、今度はアメリカのSOX法が日本で施行されるとどうなるかということが書いてある。対応はかなり大変みたいだ。
『 』内はこの本からの引用

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第3章 日本版SOX法とは
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『日本では内部統制監査制度は、証券取引法の改正として法制化される
改正証券取引法は、「金融商品取引法」に名称を変更する予定(P84)』

金融商品取引法というのは、いわゆる投資サービス法と言われ、目的は内部統制の強化だけでなく、投資家の保護も含む。これで株式市場も健全なものになるのかな。そうなれば、僕もいっちょう、投資家の仲間入りをしてみるか!
もし、絶対に負けない投資方法があるとしたら、あなたは知りたくありませんか?


『・有価証券報告書の記載内容が適正である旨を記載した確認書
・財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するために必要な体制を評価した報告書(内部統制報告書)(P86)』

この確認書と内部統制報告書は、内閣総理大臣に提出しないといけないらしい。これ聞いただけでも、重いもんだなぁと感じる。

『内部統制の評価と報告の手順
・財務報告に係る内部統制の有効性の評価と評価範囲の決定
 ↓
・財務報告に係る内部統制の文書化
 ↓
・財務報告に係る内部統制の評価
 ↓
・内部統制報告書の作成(P94)』

この中の文書化ってやつがすごく大変らしい。僕もコンピュータシステム関係のドキュメントを作ったことがあるが、これが一番大変だった記憶がある。特にこれといった標準書式とかがなく、テキトウに作ったときは、後が大変だった。こういうのって、納めようと思ったときに、必ずイチャモンをつけられるんだよね。

『内部統制評価は連結ベースで行うことが前提
子会社との連携が必要
「基準案」
・「重要性の乏しい勘定科目又は重要性の乏しい子会社もしくは関連会社などは評価の対象とする必要はない」
しかしその切り分けの基準は明確に示されていない
・「金額的及び質的影響の重要性を考慮」
その基準は示されていない(P96)』

基準がはっきりしていないんじゃぁ、「どうすりゃいいの」状態ですよね。要するに、自分たちで基準を作れ!ってことみたい。

『・業務フローチャートの作成
リスクの発生する恐れのある業務プロセスについては、それぞれの業務フローチャートを作成して、点検、確認していく必要がある
・統制活動の定義
たとえば支払担当と買掛管理担当とが分業化されているのは相互牽制の意味がある
組織体制や相互牽制の仕組みを明文化して、その意義を明らかにする必要がある(P97)』

業務フローチャート・・・僕もよく作りました。お客さんから注文→受注入力→在庫引当→出荷指示書出力・・・という感じで流れ図を書くんです。これが、部門や業務が多いと、ものすごく大変!
相互牽制・・・企業や自治体なんかで不正をやったって事件が後をたたないけど、この相互牽制の仕組みがないか機能していないんだろうなぁって思う。

『・決算手続きの文書化
関連会社を含めて考えると容易なことではない
整合性を保証する必要があり、親会社と同様の有効性を保証するためには、親会社が外国製のERPで、子会社が日本製のパソコンベースの会計パッケージであれば、一筋縄ではいかない
・資産保全の文書化
小口現金の保全手続や在庫管理のプロセス、取引の承認ルールも含まれる(P98)』

これもよくあるケース。子会社は情報システムにそんなに費用をかけてられないから、親会社と同じような高価なシステムを導入するわけにはいかないというのが実情。でも子会社も含めて対応しないといけないので、親会社も子会社もかなり悩むことになる。悩みの内容は、費用・・・お金をどうするかということでしょうね。お金が絡むと、関連会社同士でもケンカになることはよくあること。

『・業務プロセスに係る内部統制の評価の検討
内部統制の基本的要素の機能を判断するための監査証跡を入手し、業務プロセスに係る内部統制の評価の妥当性を検討(P102)』

監査の実施手順の一部を引用したが、基本的にシステム監査の実施手順と同じような感じになる。監査証跡というのは、何かが起こったときに、その原因や結果を追跡できるようにしておく仕組みのこと。システムの場合はデータの追跡ということだが、内部統制なら書類から人間から、何から何までということでしょう。

『日本版SOX法の概要は2005年12月8日に「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準(案)」として公開された
2006年前半には、同実施基準(案)の公表が予定されている
日本版SOX法は米国SOX法より緩やかな内容とし、監査方法や監査の範囲についても監査費用が大きくなりすぎないように配慮することが検討されている(P107)』

2006年前半・・・もう公表されているのかも・・・と思いきや、未公開で、年内に公開されるらしい。

『リスクへの適切な対応
・リスク移転:保険等によりリスクを企業の外へ移転すること
・リスク回避:そもそもリスクのある事業に着手しない等
・リスク低減(軽減):コントロールを強化することにより、または取引リスクの量を減らすことにより、リスクの影響度または発生可能性を低減させること
・リスク保有(受容):認識されたリスクをそのまま受容すること(P119)』

リスクマネージメントは、情報処理技術者試験の中にも出てくるが、リスク移転とリスク保有はリスクファイナンスに、リスク回避とリスク低減は、リスクコントロールに属するらしい。

『内部通報制度の整備として、通報者の匿名性の確保等、通報者の不利益回避おための厳格な措置を講じつつ、通常の業務報告経路とは別の報告経路(ヘルプライン等)を確立することを推奨(P119)』
いわゆる「正義の味方」を保護するということですね^^;
昔、「正義の味方はあてにならない」なんて歌があったが、これからは正義の味方があてになる時代になっていくのかなぁ



『IT統制については、全般統制とアプリケーション統制の両者の観点から、整備、運用していくことが重要』
いよいよIT統制・・・システム監査の領域に入っていく。

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posted by 赤坂マスオ at 06:57| Comment(4) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

日本版SOX法入門 (2回目)

SOX法が出てきた背景や、SOX法に対応することがいかに大変なことかが、第1章までに書いてあったが、第2章では、SOX法が対象とする内部統制について書かれている。
『 』内はこの本からの引用

----------------------------------------
第2章 内部統制とは何か−その意義と目的
----------------------------------------
『内部統制とは、企業が不正を起こさないためのものである(P50)』
内部統制を一言で言えばこういうことだ。人に説明する場合に覚えておくといいと思った。
もっと平たく言えば、内部統制とは、「企業が悪さをできないようにするもの」って言った方がわかりやすいかも^^;
『大切なのは、企業の従業員が不正を起こさない「仕組み」を内部に持つこと
業務遂行において、不正あるいはミスが起こらない、起こさない「仕組み」を業務の中に組み込むことが内部統制である(P51)』


『COSOによる内部統制の定義
内部統制とは以下の範疇に分けられる目的の達成に関して合理的な保証を提供することを意図した事業体の取締役会、経営者およびその他の構成員によって遂行されるプロセス
・業務の有効性と効率性
・財務報告の信頼性
・関連法規の遵守(コンプライアンス)(P55)』

COSOってどう読むんだろうって思った「こそっ」?^^;
この本にも書いてなかったので探してみたら、「コーソー」と読むらしい。
COSOって何?を知りたい方はコチラ
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『有効性と効率性は場合によりトレードオフの関係になる
高い品質の製品を生産するのに、採算に合わないほど多大の資源を投入しても意味がない(P57)』

有効なものにしようと思えば思うほどコストや時間もかかって効率が悪くなってしまうし、逆に効率性のみを追求すると、品質劣化等で有効性が損なわれる恐れがあるということで、要はバランスが大事ということですね。このバランスを保つために、今までどれだけ苦労してきたことか・・・

『関連法規の遵守(コンプライアンス)には、一人の例外も許されない(P57)』
「自分一人ぐらいは・・・」何て考えてたら大変なことになるってことですね。これも「ドキッ」^^;

『監視活動は、日常業務のモニタリングと定期的な内部監査によって行われる(P59)』
あんまり「監視されてる」って意識しながらだと業務がしにくいかもしれない。でも法律が試行されたら監視されてる雰囲気を感じることになるのだろう。後ろめたいことさえなければ、全然問題ないんだろうけど・・・

『わが国における内部統制の考え方
内部統制の4つの目的
・業務の有効性及び効率性
・財務報告の信頼性
・事業活動に関わる法令等の遵守
・資産の保全(P63)』

日本では、COSOに対して目的が1つ、資産の保全が追加されている。
モノを大事にする、いかにも日本人らしいと思った。

『ITへの対応と財務報告の信頼性の関連
・企業全体で稼動している情報システムが、財務データを適切に収集して正しく処理するプロセスになっていること
・各業務内で利用されているコンピュータがデータを適切に収集して正しく財務報告を行うプロセスになっていること(P71)』

いよいよIT絡みの話が出てきた。
要するに財務・会計絡みの情報システムに不具合がなく、正しく稼動していることという、きわめて当たり前のことを言っているのだが、現実にはそうでないことが結構あったりする。僕も昔、SEとして会計システムをある企業に導入したことがあるのだが、ちょっとした不正ができてしまう仕組みを組み込んだ覚えがある。(もうとっくに時効、時効^^;;)・・・ところでSOX法って時効ってあるのかな?

『コーポレートガバナンス
ステークホルダーの利益を損なわないような経営をおこなうために企業を監視、牽制する仕組みあるいはプロセス(P75)』

内部統制に似たような意味の言葉らしいが、コーポレートガバナンスの方が広い意味がある。内部統制は企業として悪さをしてはいけないということに対して、コーポレートガバナンスは、企業が悪さをしないことは当然として、さらにステークホルダー(株主、顧客、従業員、取引先、借入先、社会など利害関係者)に迷惑をかけてはいけないことという感じでしょうか。

『東京証券取引所による確認書と宣誓書
「会社情報等に対する信頼性向上のための有価証券上場規程等の一部改正について」(東証上場62号)を通達
「確認書」と「宣誓書」は2005年(平成17年)1月から強制適用になった(P79)』

「確認書」や「宣誓書」は、経営者のモラルに訴える手段として有効だと思うけど、誰かみたいに居直っちゃう人にはあんまり効果はないですね^^;

読んでみたいと思った方はコチラ→
この本も読みました→
それにしても、専門書というのは高い!こんな時に活躍するのがこれですね
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posted by 赤坂マスオ at 19:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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